04/11(土)自主練習

翌日にJ杯を控えての最後の自主練習


初めて「8の字GP」に挑戦。最高タイムで33.2秒。旋回で速度を落とさないことよりも、確実に小さく回ることを意識したときのほうがタイムはあがる。


前回の練習のラストでは強いフロントブレーキを使ってくるっと向きを変え、「少しジムカーナ選手らしい旋回ができるようになった」と師匠からお褒めの言葉をいただいたのに今日は全くダメ。「なんで前回できたことができないの」と師匠のイライラも募ります。


・フロントブレーキを旋回の後半に握りこむことで無理やりタイヤを切れ込ませてフルロックに当てていて危ない。
・肩と腰が全く進行方向を向いていない。目と首だけで進行方向を向いている気になっている。
・ブレーキを意識すると全くバイクが傾かない。バイクを傾けようとするとブレーキが使われない。傾けながらブレーキをかけないとフロントがいきなり切れ込んで危ない。


「バンク」「フロントブレーキ」「進行方向に上半身を向ける」この3つが一緒に出来て当たり前なのに、どれか1つをやろうとすると他がお留守になる。しかも「進行方向に上半身を向ける」にいたっては、これ1つだけをやろうとしてもできていない。


もうボロクソです。


バイクをあまり寝かせない状態でブレーキを旋回の最後に握り込むと凄い勢いでハンドルとタイヤが切れ込み、フルロックになった直後、反動でハンドルが戻ってきてフルロックが解けてしまうくらいなのですが、それが「強いフロントブレーキを使って小さく回ること」だと思い込んでいて、「ガツンと切れ込むのは怖いけれど、これにカラダを慣らしていって、挙動をコントロールして全ての旋回でこれを意識的に出来るようにしなくてはいけない」とおもっていたので、すっかり混乱してしまい、なんだかよくわからなくなってしまいました。

あるべき旋回では、強いブレーキは進入から旋回の前半まで。ブレーキとバンクと肩腰を進行方向に向けることを同時に行うことで旋回の前半で自然にフルロックになる。今私がフルロックに無理やり当てているポイントは、本来ならアクセルを開け始めているポイント。


こういうことらしいのですが・・・。あの反動でハンドルが戻ってくるほどのすごい切れ込みに慣れる必要はない、というのには少し安心しましたが、自分はフロントブレーキを使って小さく回れるようになってきているとおもっていただけに、考え方もなにも全部間違っていたというのはかなりショックでした。


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