04/18(土)自主練習

いつものブレーキング練習からスタート。以前に比べてフロントブレーキがきちんと使えるようになってきた、と師匠から久々に褒められました。


しかし、上半身が動いていない、ハンドルと肩・腰が並行になっていない、とひたすら言われます。


8の字やオーバルなどをやらずに、アイドリングでトコトコ走って、ハンドルを切ることを意識せずにまず「腰を切る」ことでUターンをする練習をしてみました。左旋回は右フック、右旋回は左フックをうつイメージ。フックの前にいったん反対側に腰を切って沈めるイメージをもつと、それが逆操舵になって自然にバイクが傾くきっかけになるのでそこでハンドルをおさえつけずに腰を反対側に切ってバイクの方向を変えます。


この練習をした後、8の字GPをやってみると、初めて挑戦した前回の練習では1回だけ33秒台が出て、どうしても33秒が切れなかったのに32秒台が出たので、「おっこれは結構いいんじゃない?」と思いました。


ところが・・・。先生の前でやってみると、全然ダメみたい。旋回の前半にカラダで無理やり向きを変えて、旋回の後半からはカラダが固まってバイクだけが向きを変えている。これは全く逆。


本来は旋回の前半はバイクの傾きとセルフステアにカラダを素直にあわせて、フィニッシュにつれて体を大きく開く、「バイク⇒バイク&カラダ⇒カラダ!」と向きを変えなくてはいけないのに私の場合「顔⇒バイク&顔⇒バイク」になっているらしい。


8の字やオーバルで上半身を向けることを意識すると、バンクもおろそかになるし強いブレーキも使えないし、肝心の上半身を向けることすらもうまくできないし、もう最悪。


どうしてバイクに乗っただけで、上半身が後ろに向かなくなるんだろう。


また、ブレーキクリーナーの缶3本で作った三角形の中で回転の練習もしました。絶対にフルロックにしてバンクさせないと回れないスペースで、最初は頂点のブレーキクリーナーの缶ばかり見てしまい、全くフルロックにならなくて歯が立たなかったけれど、先生がCBRでくるくる回って見せるので「いくら私と先生の技量が違うからってCBRで出来ることがVTRで出来ないわけない!」と思って頑張ったところ、だんだん出来るようになってきました。


なれてきたら直線からブレーキングしてフルロックにする練習もしました。1回失敗してフルロックに出来ず、缶をよけようとして草むらに突っ込んで転倒しました。でも自分ひとりでVTRが起こせることがわかって安心。オフィシャルの練習会だと周りの人がみんな駆け寄ってきて助けてくださるので、自分ひとりで起こしたことがなかったんです。


今まではフルロックにあてることは2の次で、とにかくフロントをおさえつけて安定させつつ、スピードを殺さないように、きちんとバンクさせて回転することを重視していたけれど、これからはどんな状況でも確実にフルロックに当てる練習をしなくては進歩がありません。


一方、8の字やオーバルに関しては全然進歩が見られず、泣きそうになりながら15時頃から19時頃まで練習。最後の最後、真っ暗になってから、「これでどうですか!」といって師匠のCBRのヘッドライトに照らされながらやってみせた8の字のイメージはこんなかんじ!


「まあ少しはよくなったかな。HMSのオフセットならそれくらいでもいいかも。でも270度以上のターンじゃお話にならない」
といわれました。精進あるのみ!


※ちなみにこの写真も「首だけで肩が動いていない」そうです。


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