05/02（土）自主練習

最近、相対的に得意な右の練習ばかりしかしていなかったので、今日は左旋回の練習を重点的に。右旋回ですら言われたことが何一つ出来ていないのに、さらに苦手な左をやるともう心が折れまくりです。

右回転はバンクさせながらフルロックに当てられるのに左旋回は足をついちゃうのでバイクを完全にたてた状態でしか当てられない。なんで？
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左旋回はスピードが足りないんじゃなくてバンクが足りない。バンクが足りなくていつまでもフルロックにならないから仕方なくスピードを落とすことでフルロックにしている。失速した状態でバンクさせようとすると足をついちゃう。
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無理やり外足でバイクを押し込む練習からスタート。うまく一気に寝かせられればスピードを落とさなくてもフルロックに当たるので、逆に失速ゴケせず怖くない。

これの成功率がだんだん上がってきたので少し慰めになりました。

でも二日後に事務茶屋初出場する女性の練習を見ていると、回転の練習をしたことがないというのに、600ccの車両でフルロックで回転してる！すごい！やばい！上手！

私はここの道幅で回転できるようになったのが２回前で、右のフルロックで回転ができるようになったのが１回前で、左のフルロック回転は今日はじめてできるようになったのに〜！

「フルロックに当てられたこと」それだけで満足していた自分が情けなくなりました。そして発奮した途端に（笑）４日連続転倒・・・すっかりバイクの引き起こしにも慣れました。

今日は、教習所方式の引き起こし以外も習得したいと思って、（そのほうがタイムアタック中に転倒したとき、すぐにスタートできると思ったので）師匠のCBR600で「ハンドルを持って引き起こす方法」を習いました。倒れた内側のハンドルを持って地面に向かって切る。同時に外側のバンパーを押す。これで逆ハン操作になってタンクが少し起き上がります。すかさずタンクの下に深く膝を入れて持ち上げます。持ち上がったら膝だけでなく腰をつけて、バイクに寄りかかって「人」の字を作るようにして引き起こし。

最近250にしか乗っていなかったけれど600も起こせた！次に転んだときは（転びたくないけれど）これで起こしてみようっと。師匠のCBRは借り物バイクなので、容赦なく繰り返される引き起こしレッスンにオーナーは泣いていましたが、That's事務屋さんです。

回転の練習でどうにか左右フルロックに当てられるようになったので、これを踏まえてパイロンをおかずにひたすらガッツ８の字の練習。

ガッツンブレーキでタイヤを無理やり切れ込ませるのではなく、カラダを先に開いて、ぐいっと後ろを振り向く、これでフルロックに当てて方向を変えます。

これだけだと向きが変わるのに時間がかかって、フルロックになっている以上ハンドル操作もできず不安定になって足をついてしまうので、アクセルをちょっと開けてフロントブレーキを使ってサスを沈めることも加えました。

さらに、さっきの左回転の経験を思い出して外足でタンクをぎゅっと押し込んでバンクさせることも加えると、完全に足をつかずにスムーズに回れるようになりました。

失速ゴケしそうで足をついているのにさらにバンクさせたら転んでしまいそうですが、逆に「スピードを落とすことでフルロックにする」のではなく「バンク角でスピードを残したままフルロックにしている」ので転ばない。怖くない。頭で分かってもなかなかいざというときにはできないので、これをカラダに叩き込みたいです。

そうすれば苦手なアダチセクションなど、「この通り方しかクリアしようがない」のではなく「どこをどう通っても、どんなに大きく回ってもいいけれど小さくすばやく回るほうがタイムが出る」というセクションがもう少しうまく走れるようになるのではないかと思います。

最後に、直線でスピードをのせてから回転に持ち込む練習もちょっとしました。フルロックに当てることを二の次にしていたときには、スピードを殺さずにフロントをおさえつけてリーンウィズで出来るだけ小さく回るようにしていたのであまり苦労しなかったのですが、フルロックに確実に当てるようにするには、ブレーキクリーナー缶の中をくるくる回った「このスピード」「このバンク角」に一発で持っていき、かつカラダをアウトにすばやくもっていってバランスをとることが必要なので、なかなかうまくいきません。

勇気が足りずに必要なバンク角まで一気に持っていけていないのに、カラダだけをアウトにもっていってしまうと、バイクがひょこっとおきあがって、失速した状態でトロトロ回ることになってしまいます。

難しいけれどこれが出来るようにならないと回転で次のステップに進めません。課題多し。

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