05/23(土)自主練習@府中試験場

府中試験場のコース開放を利用して、翌週日曜に行われる安全運転東京大会の法規走行の練習に来ました。


自車両をもてなかった数年間の憧れの存在だった安全運転大会への出場は「記念受験」みたいなものですが、それでも出場するからには全力投球です。


もちろん、実際法規走行が行われる四輪コースを走ることはできませんが、ペーパードライバーでペーパーライダーな私にとっては、とりあえず「左側通行」「ギアを上げ下げしながら走る」「合図を出しながら走る」ということをカラダに叩き込まなくてはいけません。


普段からミラーのついていない車両で走っているので、オーバーアクションで目視することについては問題ないのですが、ギアの上げ下げと合図を出す(だけでなく消す)ことが一緒に出来ません。


右左折するときに、他の車やバイクがどこから来るのか咄嗟に分からないので、四方八方パニックになって見渡してしまい、また視界に入ってもそのバイクがこれからの自分の動作に影響を与えるのかどうかが判断できず、信号や一時停止の後であれば落ち着いて右左折できるのですが、止まらずに徐行しながら右左折することができません。


それはもう想像以上に酷い有様でした。師匠も、「キミのお母さんが公道走行を許さない理由がよくわかる」と言っていました。


一度通った場所は「ここで合図を出す」「ここでは前方のむかって右側の車線を車が走ってくる。左右は手前側の車線を右から、奥側の車線を左から車が走ってくる」


と暗記して通るのでなんとかなるのですが、「真後ろにみえるあの課題のところに行きたい」と思って今までとちがう道順を通ろうと思うと頭がパニックになって、結局外周1周をえんえん回って、同じルートを通らないとたどり着けません。


教習所の時はどうしてたんだっけ・・・?

13番の角で右折したいので

1)カーブの手前で減速して、セカンドにチェンジ

2)右合図を出し

3)自分の車線で後ろから車がこないことを確認して、

4)センターラインに寄せる。

5)そのままスピードをおとしてセンターライン沿いを走行し、

6)曲がり角の手前でローギアにして停止。

とにかく停止が怖い。

コースの端っこなら転倒しても誰にも迷惑かけないけど

こんなところで転倒したら大変だ。

7)目の前の反対車線、正面から車が来ないのを確認して

8)路面の記号に沿ってゆっくり右折。発進したらすぐにセカンドに入れる。

9)再度右折したいのでそのままセンターライン沿いを

低速で走行し、四つ角でローギアにして停止。

10)正面の坂道から降りてくる車がないことを確認して順位的には一番最後に発進。すぐにセカンドに入れる。

停止も怖いが発進も怖い。

「発進できそう!」とおもって適当に発進したら発進しちゃいけないタイミングだったり

車がこなくてよし、発進できる、というタイミングになった時には

焦ってクラッチすぐ放してエンストしたり。

10)右折したらすぐに合図を左合図に切り替えて、左に寄る。

11)信号を見て、停止線で赤ならローギアに入れてとまる。

(今は冷静に書いているけどそのときは、パニック起こして赤だと止まるんだっけ?とか

本気で考えている)

12)交差点なので、こっちが信号青になったら正面の道路は車こない。だから安心して発進し、半クラッチのまま左折。セカンドに入れる。

13)次は左折して内周に入りたいので合図は左に出しっぱなし。

14)低速のまま左によってローギアにして停止。

15)内周、右手から車がこないことを確認してクラッチを放さずに低速でカーブに沿って曲がる。

16)曲がったらすぐにセカンドに入れる。このあとすぐ左手のS字に入りたいので合図は左に出しっぱなし。

こうして整理してみると

当時はとにかく何も考えられず、どっち方向から車がこなければいいのかも

わからずパニックになって教官のあとについていってたけど、

どれもちゃんと理由があるんだなぁ。

2005-07-05 - ペーパーライダーの教習&スクール&じむかーにゃ日記


どう見ても丸暗記です・・・


こんなんで安全運転大会当日、初めて走る法規走行コースを完走できるのか。免許取り上げられないのかっ!


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