09/22(火)自主練習
22(火)は午後から軽くコソ練
AB練やD練の8の字コーナーに朝イチから行ったときも大体そうなのだけれど、狭いところで練習していると体とバイクがばらばらで恐怖感を感じたまま、小手先でフルロックとかして小さく回ろうとするからどんどん迷走する気がします。そういうときこそ落ち着いてフォームを重視して回らなくてはいけないのですが。
膝下でタンクを押し込んでタイヤの安定する部分を接地させるとか、ブレーキを強くかけるとかは、バイクとからだがばらばらでもできてしまうのだけれど、下半身とバイクの一体感がないと、カラダを進行方向(8の字なので簡単にいえば「後ろ」)を向けることがどうしても怖くてできない。やっと向けたとしても、ハンドルがそれについてこないようにおさえてしまいます。
■バイクに乗り始めて3年半(HMS3年、ジムカーナ半年)
「目だけ」しか動かない
↓
■ここ数ヶ月
「首だけ」は動くようになりました。バイクの真上にいて首だけ動かしても後ろはみえないので腰から上だけをインに入れてバイクの芯からずらし、首だけ捻って進行方向を視界にとらえてごまかしています。
師匠に呆れられ軽蔑され脅え切って8の字を始めるとなんとか首は回るようになりました。
それだけを注意してゆっくり8の字をやっても、普通に31秒台が出る。やはり師匠のアドバイスは偉大です。
でも、
・進入時のフロントブレーキが弱くて後半まで引きずった上で最後に握りこんでいる
・バイク寝てない
・だからハンドルが最後にガクンと切れ込む
・フロントブレーキからリアブレーキへのつなぎがうまくいってもハンドルをおさえているので最後の1切れがなく旋回半径が膨らんでいく
なので8の字GPのタイムを計っても31秒台前半でずっと足踏みです。
帰りのファミレスで動画を見て、体ではなくタイヤを見ていると、進入時のバンク角は悪くなくて、タイヤのいいところが接地しているのに、左旋回ではそこからひょこっと車体を起こしてしまっているのでお話しになりません。旋回半径が大きくなるのは当然です。
右旋回ではバイクとタイヤは起きておらず、タイヤが自然に切れ込んでいくのですが最後切れるべきところが切れずに不自然に向きが変わらず止まっています。いつ切れるかいつ切れるかとじりじりしながら(コンマ数秒ですが)見ていると、結局切れずにアクセルオンにつながっています。ハンドルおさえてるなー。
ブレーキングやバンクは「思い切ってやってみる」⇒「成功体験」⇒「反復練習」でカラダに叩き込めるのですが、上半身を回すのとハンドルをおさえないのだけは、恐怖心との戦いで最初の「やってみる」ができません。スピードを落とせばできる、とか丁寧な操作を心がければできる、というレベルではありません。
3年半の「目しか動かない」から「首までは動く」になったのはスピードを落として反復練習を何度もやったからかといえば決してそうではなく、半年のうちに「速く走りたい」という気持ちが恐怖を凌駕したからなので、結局まだこれ以上速く走りたいという気持ちが恐怖心よりも弱いから「やってみる」ことができないのだとおもいます。
基礎中の基礎で何をそんな大げさなと思われるかもしれませんが、自分にとって、前に向かって動いているものの上にのっかって後ろを向くというのはそれくらい怖いのです。
まああんまり言い訳していると「そんなにやりたくないならやめれば」といわれてしまいそうなのでこのへんでおわりにします。
あああと、ゴールの練習もしました。チーム練の大転倒だけなら笑い話で済んだのですが、大会でもゴールで転倒したことで、ゴール前でのアクセルオン、ゴールでのフルブレーキが全くできなくなってしまったのです。ゴールを前にしてアクセルを開けようとした瞬間に、車体の傾きが気になってそのままアクセルを閉じたままゴールに進入してしまいます。
「枠に対して斜めに進入するのはかまわないってずっと前から言ってるでしょ、枠に対してまっすぐ入ろうと修正するからバイクを傾けたまま入ることになるんだ」といわれて、意識して斜めに入ろうとするのですが、それでもやっぱり車体が傾いている気がします。
いつぞやの安全運転大会東京大会なんかは、コンビスラの最後に盛大にアクセルオンでゴール枠に対して斜めに飛び込んでタイムを稼ぐことが当たり前のようにできていたのに。
純正フロントブレーキパッドに変えてからはすごくブレーキが効くようになって、前以上にゴール前でのアクセルオンが積極的にできるようになっていたのに。
あーあ・・・。