01/03(土)中井練習会

中井サーキットで行われた半日練習会の「ジムカーナクラス」に参加してきました。


4本のパイロンがぽつんと立っているちょっとした空き地程度のとっても狭いスペースしかなくて、ここで半日練習?!とびっくりしたのですが、ジムカーナクラスで練習する人は6〜7人しかおらず、2個所の8の字を作って手前で10回8の字を書いたら奥にうつって、また10回で外に出てスタートの順番待ち・・・という練習方法でも、ほとんど順番待ちがなく、15分も走るとかなり「集中して走った〜!」という気になりました。


ここのところ、練習会の8の字スペースはすごく狭くて、私の技量では隣のスペースを侵してしまったり、縁石や砂の浮いている個所を避けられなかったり・・・で8の字練習ができないことが続いていたので、気兼ねなく8の字が出来てとても楽しかったです。


この日は上半身が結構動いていて、後ろのパイロンを振り向く時に上半身全部で振り向けている、という気がしていたのですが、先生いわくまだまだ体が堅く、また旋回の内側に体を入れすぎでバイクが全然寝ていないとのこと。


なので、体を入れすぎずに、バンク角を深くすることを考えて走りました。そのためにはスピードが遅すぎてはいけないので思い切ってアクセルを開けてちゃんと直線で加速して、内側の足の小指で地面を探るような気持ちで(といっても地面からははるか離れているのですが)バイクを寝かせるようにすると、少しずつバンク角が深くなってきた感じがしました。


あと、後ろのパイロンをとらえるときにだらだらと体の向きをかえすぎなので、もっとメリハリをつけてくるっと振り向くほうがいい、という指導も受けました。


メリハリをつけてくるっと振り向く、とバンク角を深くする、というのが同時に出来ません。すばやく振り向くために安心感が欲しくてバイクを立ててしまうかんじです。でも、どちらか片方であれば意識して出来るようになりました。


後半はタイムアタック。こんな狭いところにどうやってタイムアタックコースを作るのだろう?と興味津々でしたが、主宰のB級女性選手が、初心者の多い参加者層を鑑みて、8の字の時とパイロン配置を変えずに、4つのパイロンだけを使ってのタイムアタックコースを提案してくださいました。


回転・回転・回転・回転・オーバルオーバル・トライカーナ


といっても1回転が必要なのは1つめ、1.5回転が必要なのは4つめ、2つめと3つめは実は270度ターンなのです。最初はそれが分からず、1回転多く回ってしまったりしていましたが、270度ターンだと気づくと、最初から回転だと思って速度を緩めるのではなく、いけるところまで速度を乗せてバンクしたままいけばいい、実は速度が落ち切る前に脱出できる、ということが分かりました。


あとで考えたら、斜めに結ばれた270度ターン2つなのだから、大きい8の字だと思えばよかったのです。それに気づけばもう少しタイムが縮まったかもしれません。


オーバルやトライカーナは、前半さんざん8の字をえがいて路面の様子がわかっていたことも大きいと思うのですが、今までよりも深いバンク角で、直線にはいってもバイクをいちいち立てずに寝かせたまま、スピードを落とさずに回ることができました。


トミンのコーススラロームで小さな島をまわるようなオーバルがとても苦手で、コーナーごとに止まってしまっていたのですが、この日にさんざんオーバルの練習をしたために、余裕のあるラインをとってスピードを落とさずにバンク角を深くして回る感覚が少し分かりました。前半の8の字で、「内足の小指で路面を探るようなイメージを持って」走る練習をしたのも生きたような気がします。


短い練習でしたが、とても有意義でした。関係者の皆様、どうもありがとうございました。


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